KIDカーの紹介

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 KIDカー 2009/02/06更新

KIDカークラスとはミニ四駆クラブTSFC(愛媛の松山)でローコストでセッティングやメンテナンスの基本を学ぶために提唱されたレギュレーションです。



【 KIDカー マシンレギュレーション 】
[パーツの使用制限]
 ・FRP製のプレートは無加工の物に限り一枚のみ使用出来る。
 ・全ての金属製ベアリング(ローラー、車軸など)の使用を禁止する。
 ・ローラーはプラスチック製の物に限る。
 ・ゴムリング付きローラーを使用する場合はゴムリングを装着した状態で使用する。

[モーター]
 ・キット付属の ノーマルモーター
 ・PROキット付属の ノーマルモーター
 ・AO FA−130モーター (ITEM AO-1001)

[タイヤ]
 ・タイヤの直径は27mm以下とする。
 ・タイヤは無加工で使用する事に限る。

[ギヤー・シャーシの加工]
 ・全てのギヤー・ピニオン・プロペラシャフトに対する加工を禁止する。
 ・シャーシのギヤー及びプロペラシャフトの接触部分に対する加工を禁止する。

 ・シャーシ及びギヤに加工を徹さず、ワッシャーや紙などを挟むクリアランス調節は可能。
 ・ギヤーや駆動系以外の部分は軽量化などの改造は許可する。

[電池]
 ・単三型マンガン、アルカリ、ニッカド(1000mAh以下)、ニッケル水素が使用できる。

 
・アルカリ電池は42度以下での出走とする。
 ※ニッケル水素電池の使用はタミヤ模型は推奨していません。

[備考]
 ・通常小径タイヤは26mm以下だが製品誤差があるのでこのレギュでは27mmまで許可している。
 ・シャフト類の鏡面研磨は「ギヤ・シャーシの加工」に抵触するので不可との判断である。
 ・干しタイヤはタイヤ表面の加工になるとの判断である。
 
※この部分は自然に同じ状態になりえるので微妙(^^;

■ その他はタミヤ公認競技会規則に則ったレギュレーションになります。


【 シャーシ選択 】
KIDカーのベースにするシャーシはリヤのバンパー強度からスーパーXリヤステーを取り付けられるタイプが有利になります、またその取り付け部が付いたシャーシは組み付け精度も高いので合えて旧シャーシに拘らない限り下記の型が良いでしょう。

★ MSシャーシ
★ VSシャーシ
★ SXシャーシ
★ TZ−Xシャーシ

性能は一長一短で、どれも良いところもあれば悪いところもあります(^^;、でも今ならMSシャーシが入手しやすいのと頑丈なので比較的お勧めです。

【 基本構成 】
もっともオーソドックスに組み上げたMSシャーシベースのKIDカー、スロープセクションが付かない限り出来るだけ軽い方が良いのでシャーシは結構肉抜きしています、また使用できるFRPが一枚という事でフロントは今となっては希少なアルミ製のプレートを使っています(^^;

ローラーはフロントに(ITEM15198)リヤースライドダンパー・ブレーキセットに付属している19ミリプラローラーを、リヤは(ITEM15128)スライドダンパー・ローラーセット(絶版?)に付属の20ミリプラローラーを30mmビスで上下2段にして取り付けています。

タイヤは(ITEM 15359)ローハイトタイヤ & ホイールセットを使用、高速コースレイアウトの時はMS小径マシン付属のタイヤをこのホイールに履かせて若干大径化して使用する場合もあります。


※画像はトルクチューンPROが搭載されていますが、現行レギュではノーマルモーターのみになります。
【 MSシャーシの注意点 】
2008年以降に発売されたMSシャーシはクリアランスが改修されていますが、それ以前の初期のMSシャーシは超速ギヤを入れるとピンクのスパーギヤとの噛みあいがきつくて、回転が重くなったりギヤ鳴りが収まらないものがあります。

そこで、シャーシとリヤユニットの間にパーツタグ(紙)を1枚〜2枚ほど挟んで、リヤユニットを僅かに後ろに引っ張るように組み付けます。

モーターを取り付けない状態でホイールまで組み、フロントを基準にしてリヤも同じように空転するように調整しましょう、軽くしすぎてもギヤのトルク抜けが起こるのでほどほどに。


タグの替わりにキット付属のボディ用のシールを数枚重ねて張っても同じ効果が出ます。

限定の青シャーシは改修された4番シャーシの物ですが、それでも若干クリアランスがキツい気がするのでシールを2枚重ねて貼り付けてます。
←クリックすると拡大します。


※軽量センターシャーシは殆ど調整の必要は無いレベルで市販されています。


【 グリスアップは最重要項目 】
KIDカーのようなノンベア車はグリスの塗布が非常に重要になります、CRCやスクワランなどの低粘土のオイルでは潤滑不足で遅くなります。

車軸とローラー軸は常に新鮮なグリスに入れ替えて、走らす直前にスクワランやFゼロ、スピンなどの超低粘度のオイルを軸のグリスに添加して走らせます、このときローラー面やタイヤにオイルが付着しやすいので、軸の部分以外はパーツクリーナー等で綺麗に脱脂して走らせましょう。


【 プラローラー 】
KIDカーはレギュレーション上、シンプルに組むには大型のプラローラーが必要ですが、低コストにするためのレギュなのに速度が随分速くなって(旧レギュの300円モーターが使えた頃は秒速6mまで出ていました)しまい、コースアウトするとローラーが頻繁に割れて、一発タイムを出すには高コストなVIPカー(^^;になっていました、しかし2008年夏に(ITEM15381)低摩擦プラローラーセット が発売されて、その心配も少し緩和しました。


【 JCJCアタック用マシン 】
このマシンはJCJCアタック(1セット時計回り)用に組んだKIDカーです。
ローラーの抵抗を減らすためにフロント2段にしてローラー圧力を上下に分散させていますが、通常のコースではローラーが食い込まずコースアウトし易くなります。

2008/02/20 JCJCアタック 3.99秒  (動画)
JCJCアタックの時はローラーの高さを調節してLC通過後にコースの中に無理やり落とし込むようなセッティングでしたが、LC進入ではやはりローラーがグリップしないので、右フロントは通常の1段として変わりに右リヤを2段に変更してアタックしています。
※ ノーマルモーター+USサンヨーニカド使用


【 まとめ 】
KIDカーと言えどもレーシングミニ四駆!、その奥の深さにはやる度に唸らせられます。
車軸がハトメ(メタル軸受け可)で、タイヤもペーパーがけせず、ホイールにはめてるだけですが、空転させると殆どブレ無く回るように組みます、その精度出しに一晩くらいは軽くかかります(汗
また走行毎に車軸とローラー軸を分解して清掃、グリスアップを行うので一回走らせるのに10分以上集中してメンテナンスする事もしばしば・・
しかしそれで走行性能が上がるのだからメンテナンスの重要性が良くわかりますね、機会があればJCJCアタックとかやって良いタイムが出たらご報告していただければ幸いです(^^)





   


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