MTM mini4factory
 第1回Mini4 GrandPrix 追浜(神奈川)大会 参戦マシン

- 2008.11.16 公開 -
2008年11月9日に神奈川県で開催された第1回Mini4GrandPrix参戦マシンです。
この大会は旧全国大会の関東スタッフが中心に立ち上げたレースです。
http://mini4gp.web.fc2.com/

コース全長 217.56m
成績10位 30.99sec : 7.02m/sec
アトミック チェッカー35km/h
バッテリー ボルテージ(アルカリ常温)

このマシンはSMAで使用したマシンにギヤカバー等をニカド電池の電池圧に応急対応させただけですが、実際には支給されたモーターのトルクが細かったので電圧の高いアルカリ電池で走らせた走行が一番良いタイムでした。
例によってギヤ周りはノーマルです、ピンクのクラウンギヤと車軸の620ベアリングの間に何も入れてないのでプロペラシャフトが回るとシャーシにクラウンギヤが接触した状態で走っています。
でも不思議と抵抗を感じる事も無くトルクフルに走ります。
実は追浜大会の前に松山TSFCのレースでジェットダッシュモーター(汗)で走らせたのでギヤは新品に全部交換!
もちろんリヤもノーマルのままです、いつもならクラウンギヤの背中(画面左面)に小径の平ワッシャーを居れてプロペラピニオンとの噛合いを僅かに深くするのですが、最近のレースレギュレーションの流行で「アルカリ電池は常温で使用する」という事でノーマルの位置で軽く回るようにしました。
ただ今回はこれでも深すぎたのか抵抗抜きしてないせいかトップスピードにやや不満の残る結果に終わりました(^^;;
前方からの画像ですが、SA(13mm)仕様のローラー角は最終的に2.5度ほどで走らせました、5回のアタックのうち3走目に中々のタイムで走っていたのですがLCで引っ掛けてしまい、エッジが鋭く感じるローラーに交換したらLCは全く飛びそうに無くなりましたが、その分コーナーでロスしてしまったようで思ったよりタイムは伸びませんでした。
それとフロントタイヤはSMAと同じ、リヤは全国ファイナル大会で使用したタイヤを流用しました。
※直径34.86mm〜34.90mm
今回の秘密兵器はLCでの車体姿勢が良くなると言われるややワイドトレッドに振ったフロントタイヤ、しかし真円を出すときに削りすぎて直径34.5mmに・・(レギュレーションでは35mmまでOK)
僅か0.5mmほどですが直径が小さいのに不満が残りつつ、折角作ったので1走目と2走目はこのタイヤを使いました、LCはベタベタで通過しましたがタイヤによるものかシャーシによるものか・・一番はコースコンディションによるものがLC通過の要因だったとは思います(笑
今回は時間が無かったので前後ともロープロファイルタイヤを使ったインナーゴム仕様です。
リヤのアウタータイヤはカーボンXホイール付属のバレルシリコンタイヤからの削りだしです、最近市販されているソフトスリックのシリコンタイヤは柔らかすぎるのでちょっと性能的にどうかな?と思います。
これもフロントに合わせて泣く泣く34.5mmに仕上げました(爆
メインマシン・・の予定だったシャーシ(汗
時間も無かったのだけど一台作って持って行こうと思い、シャーシ無加工のマシンを作ってみたのですが、フロントのバンパー強度がやはり足りずサイドにリングバンパー型の囲いを導入!
しかしタレたアルカリで一回だけしかLC通過していません、ハッキリ言ってサイドレス井桁を作ったほうが手っ取り早いです(^^;
いやぁ、これも良い経験になりました、また機会があれば関東遠征行きたいですね!
上記のマシン技術は物理理論で証明されてない「たぶんそうだろう」という程度の物です、特にプロペラシャフト回りはノーマルで秒速7m(実測)以上出るように作れない内は加工の必要は無いと思います、これ以外にもセッティングの方法は多種多様・・幾らでもあると思いますので柔軟な考えでマシン製作を楽しみましょう。

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