KIDSカーの紹介

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 KIDSカー 2009/02/11更新

KIDSカーとはTSFC走行会で提唱されたKIDカーをベースに、パーツ選択に広がりを持たせ、当方主催のMTM走行会などで使用するベアリングを一切使わずに製作したマシンで走らせるレギュレーションです。



【 KIDSカー マシンレギュレーション 】
[パーツの使用制限]
 ・FRP製のプレートは無加工、無接着で使用するに限る(枚数の制限はありません)。
 ・全ての金属製ベアリング(ローラー、車軸など)の使用を禁止する。
 ・ローラーはプラスチック製の物に限る。
 ・ゴムリング付きローラーを使用する場合はゴムリングを装着した状態で使用する。

[モーター]
 ・アトミック、トルク、レブのチューン系モーター
 ・アトミックPRO、トルクPRO、レブPROのチューン系モーター
 
※基本的にチューン系モーターの使用となりますが、下記のモーターを使用しても構いません。
 ・PROキット付属の ノーマルモーター
 ・各キット付属の ノーマルモーター
 ・AO FA−130モーター (ITEM AO-1001)
 ・ラジ四駆付属のノーマルモーター
 ・タッチダッシュモーター

[タイヤ]
 ・基本的に無加工で使用するに限るが、パーティングラインを消す等の最小限の加工を認める。
 ・小径タイヤは直径27mm以下としてギヤ比3.5:1が使用できる。
 ・中径〜大径タイヤで直径27mm〜32mmのサイズならギヤ比4:1までで使用できる。
 ・直径32mm以上は使用できません。
 
※通常小径は26mm、大径31mmと言われているが、誤差を考慮して1mm大きく設定しています。

[ギヤー・車体の改造]
 ・軽量化などは自由に出来ます、クリアボディへの交換も可能です。
 ・軸受けはキット付属のハトメまたはメタル軸受けを無加工で使用する(接着の有無は問わない)
 ・ギヤや駆動系の加工を許可する
 
KIDカーのレギュレーションでは駆動系は無加工に限るとなっています。

[電池]
 ・単三型マンガン、アルカリ、ニッカド(1000mAh以下)、ニッケル水素が使用できる。

 
・アルカリ電池の加熱に使用する用具は使い捨てカイロのみ使用できる。
 ※ニッケル水素電池の使用はタミヤ模型は推奨していません。

■ その他はタミヤ公認競技会規則に則ったレギュレーションになります。


【 シャーシ構成 】
基本はKIDカーと同じなのでKIDカーも走行会にそのまま参加できます、但し入手の難しい限定品のアルミステー等を使用しないのとFRPの枚数制限を除外し、さらにギヤ比4:1以下で使用する事で大径タイヤも使用できます、その為既存のパーツで手軽にマシンを作れると思います。
また旧KIDカーレギュと同じくチューン系モーターも使用できるのでパワフルな走りも可能としています。
2009年に作ったKIDSカーは静かな第三次ブームのおかげで色々な新規パーツを投入しています。
まずタイヤはオフセットトレッドタイヤで設置面積を減らしつつトレッドも狭められ、タイヤコンパウンドもやや硬めで非力なマシンにはもってこいとなっています。
またリヤのギヤユニットはバンパーレス用のT−03を使い、スパーギヤの抵抗が気持ち減っているような気がします、フロントは強度の関係で通常のN−02を使用しています。
ローラーは今回は使いまわしですがリヤは紫色の低摩擦プラローラーをチョイスするのも良いですね。
ホイールはMSシャーシ初期の大径ホイールを使用していますが、フロント用ではなくてオフセットの少ないリヤ用を使用しています、外側はカットして幅を詰めています。
このホイールは頑丈で結構気に入っています。
シャーシ自体は軽量センターシャーシなのでバッテリーを持ち上げる部分をカットした程度で使用しています。
レギュレーションではギヤやシャーシの駆動系の加工もOKとしていますが、新しいロットのMSシャーシは何をしなくても効率がよく、下手に弄ると遅くなるくらいです。
強いてやってみるならトルクチューンPRO等に付いている真鍮ピニオンの先端をほんの僅かヤスリで丸くしてクラウンギヤへの噛みつきを和らげると良い結果が出たりします。
実際にはピニオンギヤの位置で結構効率が変わるようですので、プラピニオンに変更している場合は抜けをよく確認するようにしましょう。

【 KIDSカーの要点 】

メンテナンス箇所などはKIDカーと同じです。
こまめな清掃とグリスアップが速さの秘訣ですよ!


【 KID'Sカーの歴史 】

2006年に始まったMTM走行会開催時に限定のアルミステーやスライドダンパー等に付属していた大径プラローラーの入手が難しかったのでTSFCのKIDカーをベースに独自解釈のKIDSカークラスを新設しました。


2007年にTSFCのKIDカーがタイヤの個体差を吸収するために27mm以下となったのに合わせて、KIDSカーも27mmに変更、合わせて大径タイヤも32mm以下としました、この年KIDカーは駆動系の改造が禁止とされました。


2008年から本家KIDカーはノーマルモーター限定となる、またレースもN1クラスとしてKIDカーが走るコースはテーブルトップが付くようになり、フラットでのスピードの追求は影を潜めることになりました、しかしこちらのKIDSカーは走行会も減ったこともありチューン系モーターの使用と駆動系の改造は許可されたままにしていた(放置とも言う(笑


2009年ノンベアマシンでのスピードレースもやりたくなって、KIDSカーレギュを再考する、メタル軸受けは禁止にしてハトメだけにしたいけど、それだとKIDカーが走れなくなる可能性があるので保留・・、また「クリアボディは禁止」の項目を除外して完全にKIDカーで作ったマシンもチューン系モーターを入れるだけで走らせるように変更、ついでに名称も混乱を避けるように見た目でちょっと違うように「KIDSカー」から「KID’sカー」に変更しました(笑


2009年に「KID’Sカー」と一度呼び名を変えたけど、ヨンクラ(ミニヨンオンライン)で半角の「’」が書き込み出来ないことが判明、文章が消える恐れがあるのでもとの「KIDSカー」に戻しました(笑






   


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