MTM mini4factory
 MTMチャレンジCUP Vol−02 in 愛媛県生活文化センター

- 2009.01.20 公開 -

- テクニカルデータ -
 2009年1月11日(日)に愛媛県生活文化センター特設会場で開催したMTMチャレンジカップVol−02のタミヤクラスで準優勝したマシンです。
  
- シャーシ内容 -
りんごジャム特製の赤VSシャーシ(絶版)
ボディ、バッテリー無し重量 71.5グラム
ハイパーダッシュ2モーター使用
マクセル ボルテージ(アルカリ常温)
チェッカー速度36キロ(走行終了時)

タイム記録は大会リザルトを参照してください。
 フロントのローラー幅は104.9mmでレギュレーション一杯です、吊り下げローラーは時間が無かったので全国ファイナルのマシンより流用しました。
 SA12mmのローラースラストは約4.5度、830ベアリングローラーのスラストは約2度でHD2モーターのパワーを抑制しました。

タイヤも全国ファイナルマシンから流用しています、フロントタイヤは表面を僅かにペーパーで補修したので5部干し程度の硬化具合になっています。
 リヤのローラー幅は上下とも104.8mmです、フラットでテクニカルのコースではフロントよりはリヤを狭くして、コーナー脱出時にフェンスから僅かながら早く離れるようにしたほうが良いかと思います、その分LCやウェーブで振られやすくなりますが、それ以上にフェンスへの張り付きを抑えたほうが速いようです。(あぁ・・また企業秘密を・・(汗
 またリヤバンパーの高さは耐久性を良くする為、久しぶりにローラーピンの上下が同じ高さになるまで上げています。
 カウンターギヤは2年ほど使っている(汗)830ベアリング内蔵の物ですが、他の駆動系は時間の関係で殆どノーマルのまま使用しています、、本当はもっとギヤ周りを弄りたかったのですが、今回は軽く前後のギヤと車軸の620ベアリングとの間に小径ワッシャーなどを入れてシャーシに接触しないようにだけ処理しています。。
 また前後ローラーベース(ローラーピンの中心軸間)は123mmで組みました、前後ともタイヤとの隙間は1mm程となっています。
 結果を見ると何故かモーターが回っていませんでしたが、どうもプロペラピニオンが抜けてきてクラウンとスパーギヤの基部に接触していたのが原因みたい・・(爆、タミヤクラスでの結果は丁度これがリミッターになって速度が抑制されたのが良かったのか(^^;
 それとクラウン背面には小径ワッシャーは入れていませんが、モーターベースの壁の突起にいい感じでクラウンが当っていてシャフト軸の所は丁度良い隙間が空いた状態となっています。
 今回のびっくりどっきりメカ(汗)は「ダブルクラフト穴!」、シャーシ右側面は今まで前だけ穴を空けていたのを、後ろ側にも空けてよりシャーシ剛性を落としました、これによりリヤローラーにも頼っていたLC姿勢を、フロント右前のローラーだけでLCフェンスに噛み込むように狙ってみました。
 ぶっつけ本番!試走無しの5回のタイムアタックしか走らせていませんがHD2モーターで秒速7.76m/sで立体LCをクリアしたので、狙いは案外当ったかも!?
 本当はタミヤクラスじゃなくてチューン系モーター限定のチャレンジクラスに照準を当てて作ったマシンですが、ちょっと運営が忙しくてモーターパワーに余裕のあるタミヤクラスでのタイムアタックに急遽シフトしました!、でもこれはこれで結果も残せて白熱しましたね。
 今回は北は北海道、南は九州まで全国から70名程のレーサーが集まってくれて非常に盛り上がりました、また次回開催のときも主催者ながら入賞狙っていくのでヨロシクです!
上記のマシン技術は物理理論で証明されてない「たぶんそうだろう」という程度の物です、特にプロペラシャフト回りはノーマルで秒速7m(実測)以上出るように作れない内は加工の必要は無いと思います、これ以外にもセッティングの方法は多種多様・・幾らでもあると思いますので柔軟な考えでマシン製作を楽しみましょう。

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