MTM mini4factory
 MTMチャレンジCUP Vol−03 in 岡山県 瀬戸大橋架橋記念館大会

- 2010.01.31 公開 -

- テクニカルデータ -
 2010年1月17日(日)に岡山県の瀬戸大橋架橋記念館で開催したMTMミニ四駆チャレンジカップに出場したマシンです。

■シャーシ仕様
VS限定青シャーシ(絶版)
重量は未計測(75グラム前後かな?)
当日配布の新品アトミックモーター使用
チェッカー速度35キロ(常温アルカリ新品)

タイム記録は大会リザルトを参照してください。
 フロント及びリヤのバンパーは製作時間の都合でMTM−Vol01のマシンから移植、ローラー幅は104.5mmですがWAローラー側の方が右より車体の中心から測って0.3mm狭くセットしてLCのフェンスに長く当たるようにしました。
 
ローラーのダウンスラストは予選時はWA側3.5度、830側1.5度でしたがWA側を3度にするとLCでコースアウトしてました、決勝はモーターが回ってきたので3.5度でもLCが越えられなかったのでWA側4度のセットで完走し、ベストタイムも出ました。
 前後ローラーベースは125mmで組みました、コースレイアウト的には本当はあと1mm弱フロントを出した方が良かったかもしれませんが組みあがったらこうなってました(汗
 それとリヤバンパーもMTM−Vol01のマシンから移植ですが、ローラー幅は上下とも104.8mmで、全て垂直にセットしています。
 タイヤも時間的に作る余裕が無く、今回はフロントは2006年製作、リヤは2007年製作の物が比較的まともだったので使用しました。
 今回のマシンは超オーゾックスな作りですが、それだけでは面白くないのでビックリドッキリメカとして(笑)保温したアルカリ電池が走行風で冷えないようにバッテリー用のヒートカバーをゴールドターミナル等に付属のスポンジを使用して製作しました。
 これに合わせてボディも上からの走行風が直接当たらないようにネオトライダガーのクリアボディをチョイス!、塗装前から各部のクリアランスを見ながら製作しました。
※ボディとシャーシには両面テープで接着
 シャーシ下面もスポンジを貼ってバッテリーの温度低下を抑えるようにしています、超大径タイヤならこれでもまだ3mmほど地上高に余裕があります。
 それとシャーシはサイドレスVS独特のネジレ特性を生かしてLCが越えやすいようにセンター部分のみ肉抜きしています、その他はモーターの伝達トルクが抜けないようにギヤ周りの剛性を確保するためサイド部分からモーター付近は全く肉抜きしていません。
 ギヤやシャフト関係はほぼ無加工で使用していますが、これもトルク抜けの無いように配慮しての構造です、ちなみに予選のときはリヤのクラウンギヤ(ピンク)の背面にお得意の小径ワッシャを入れていましたが、当日引いたモーターはナラシが進むにつれ低回転トルク型の特性と判断したので決勝時はトップスピードを伸ばすために小径ワッシャを外しました、でもこのシャーシでは(全部個体差があります)コース特性とモーターが更に回っていれば小径ワッシャを入れたほうが速いかもしれません(謎)
 過去の大会で決勝2周回のレースでは当方のマシンは2周目のタイムの落ちが少ないのが自慢だったwのですが、今回はバッテリーのヒートカバーまで用意したのに結構タイムが落ちていました。
 何でだろうと思っていたらフロントカバーの左側のツメが浮いていました(汗、1周目のLC通過時の衝撃か20度バンクとかでツメが浮いちゃっていたようです・・、プロペラシャフト側の右側のツメはスポンジを貼って浮かないように対策していたのですが・・手抜きは駄目ですね(爆
 今回の大会は一発の速さだけでなく、いかに好成績を残せるかと言うのを大会を開催する上での密かなモチーフともしていました。
 走行会などでの一発の速さは幾らでも速い人が居ますがレースではやはり成績を残すのが大切になると思います、その為には製作技術やセッティング能力以外に精神的、メンタルな部分もとても大切になって来ると思います、それら全てを発揮できるようなレーサーになりたいですね(^^)、皆さん頑張りましょう。
上記のマシン技術は物理理論で証明されてない「たぶんそうだろう」という程度の物です、特にプロペラシャフト回りはノーマルで秒速7m(実測)以上出るように作れない内は加工の必要は無いと思います、これ以外にもセッティングの方法は多種多様・・幾らでもあると思いますので柔軟な考えでマシン製作を楽しみましょう。

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